こんにちは!こんばんは!みみかきです。@mimikaki256
複利は「人類最大の発明」と言われており、効率的に資産形成するには必須の戦略です。
株の場合は、配当金を再投資したり、評価額に対してリターンがかかるため、保有していれば自動で複利効果があります。
しかし、トラリピの場合は、利益はそのまま余剰金になるので自動で再投資されず、何もしないと複利効果はありません。
そこでトラリピではどうすれば複利運用できるのか?
複利運用の方法を紹介します。
- トラリピの複利運用
- 利益が小さくても出来る複利運用
- 複利によるデメリット
それでは、よろしくお願いします。
複利運用をするには?
そもそも投資における複利とは、元本に加えて得た利益も運用することです。
トラリピで利益も運用をするには「追加設定」する方法があります。
トラリピには、株の配当金のような、半固定された利回りはありません。
配当利回り例:5%(銘柄による)
トラリピ利回り:?%
つまり、追加設定や値動き次第で利回りは大きく変動します。
現在運用中のトラリピは利回り10〜20%を目標にしています。

ちなみに私はトラリピで複利運用はしていません。
投資のメインを株式にしているためです。
運用方針の詳細は以下の記事で書いていますので、興味があればご覧ください。

追加設定①:運用中の通貨ペアに追加設定する
まずは、現在の通貨ペアに追加する方法です。
人気のトラリピ戦略「ハーフ&ハーフ」を例に解説します。
メリット:少額の利益からできる
運用中の通貨ペアなら、1本から追加設定することができます。
運用中の通貨ペアなので、既存の設定にちょい足しするイメージです。
ハーフ&ハーフならレンジ内に同じ売買注文を仕掛けるだけでオッケー!

現在のレート近くに追加することで、すぐに複利効果が期待できます。
デメリット:追加設定した注文のレートが大きく外れてしまう。
レートから大きく外れてしまった場合、リピートされず、利益を生むことができないため、複利効果が発揮されません。
外れた時の対処法:トラリピを取り消しして再設定し直す
決済されてポジションを持っていないトラリピ設定の場合は、トラリピ設定は取り消しして、現在のレート付近に改めて設定する方法があります。
追加設定→新規注文→決済→レンジ外れる→追加設定取消→再追加設定→新規注文→…
トラリピはリピートすることが重要なので、再設定が良いと思います。
ちなみに、含み損を抱えたままレートが外れてしまった場合は
既存レンジ内:耐えて決済を待つ
既存レンジ外:損切りを検討する。
こんな感じで良いと思います。
追加設定②:新たな通貨ペアに追加設定する。
新しく通貨ペアに設定する方法です。
メリット:リスク分散できる。
通貨ペアを増やすことでリスク分散することができます。
相関性が異なる通貨ペアを追加設定することで、リスク局面での損失拡大を緩和することができます。
デメリット:追加設定まで時間を要する。
新しく通貨ペアでハーフ&ハーフなど現在の設定と同等レベルを作るには資金が必要です。

複利運用によるデメリット
複利運用(設定追加)によるデメリットも理解しておきましょう。
マイナススワップで損失を生む場合がある
レートが外れてしまうと、マイナススワップの蓄積によって損をする場合があります。
マイナススワップが膨らみ、利益を上回る可能性もあります。

追加設定をする(ポジションが大きくなる)ほど、スワップも大きくなるので注意しましょう。
レバレッジがかかっている
投資信託や現物株と違って、レバレッジが掛かっています。
ハイレバレッジで追加設定していくと、証拠金維持率を圧迫してしまい、ロスカットとなってしまう可能性があります。
利益を優先しすぎて、無理な追加設定をしないように気をつけてください。
まとめ
トラリピの複利について解説しました。
- トラリピの複利は追加設定である
- 運用中の通貨ペアなら数本から少額で設定できる。
- 新しく通貨ペアなら程度の資金が必要。
- デメリットとしてマイナススワップとレバレッジがある
興味があれば、トラリピで複利運用を試してみてください。